チェルシーが1月の移籍マーケットで大きく動くのではないかと噂されている。
『Le10Sport』によれば、チェルシーはスペイン代表MFフアン・マタの売却益を利用して、モナコのコロンビア代表ストライカー、ラダメル・ファルカオの獲得を目指している。
今季からモナコに加入したファルカオは、リーグ・ドゥから昇格したチームを首位争いさせるなどチームの中心としてプレーしているが、ファルカオ本人はモナコに満足しておらず1月の移籍マーケットでの退団を希望していると噂されている。
チェルシーは以前からこの27歳のストライカーに興味があるといわれている。6000万ポンドの移籍金で獲得に動くといわれているが、この金額は5月にモナコがアトレティコ・マドリーから獲得した際の5200万ポンドを上回る金額だ。
マタについてはこれまでも報じられた通り、モウリーニョ体制となって出番を減らしているため移籍の噂が数多く流れている。チェルシーとしては市場評価の高いマタを4000万ポンドで売却することを考えており、この売却益を利用してモナコに充分なオファーを送るつもりのようだ。
チェルシーは現在4人のストライカーを抱えている。デンバ・バ、フェルナンド・トーレス、アンドレ・シュルレ、そしてサミュエル・エトーだ。4人のストライカーは成果を残しているというには程遠い成績であり、ジョゼ・モウリーニョ監督は信頼できるストライカーを欲している。その筆頭候補がコロンビア代表FWだ。
なお、チェルシーがファルカオを説得するにはサラリーを保証する必要があるのは間違いない。ブルーズのオーナー、ロマン・アブラモヴィッチはファルカオの獲得のためなら資金を喜んで提供するといわれているだけに、この点についてはあまり心配する必要は無いだろう。
1月のマーケット開放まであと1ヶ月あまり。マタが他クラブへ移籍する時、チェルシーがファルカオ獲得に動く可能性は非常に大きいだろう。