マンチェスター・ユナイテッドがドルトムントのドイツ代表MF、イルカイ・ギュンドガンの獲得に近づいていると『Sports Direct News』が報じている。
23歳のギュンドガンとドルトムントが結んでいる現在の契約は2015年の6月まで。ドルトムントは新しい長期契約を結ぶことを望んでいるが、ギュンドガン側は話し合いに応じていない。現在ギュンドガンに設定されている移籍金は2500万ポンドであり、ユナイテッドはこの移籍金を支払ってドイツ代表をオールド・トラッフォードに迎えるつもりとのこと。
ユルゲン・クロップの指揮によって大きな躍進を遂げてきたドルトムントだが、香川真司、マリオ・ゲッツェと主力の退団は相次いでおり、ストライカーのロベルト・レヴァンドフスキも退団が濃厚と報じられている。ギュンドガンはレヴァンドフスキやマルコ・ロイスと同様に欧州の列強から狙われる存在であり、常に移籍の噂が報じられている。
ユナイテッドはギュンドガンをボックス・トゥ・ボックスの選手として起用するとみられており、昨季限りで引退したポール・スコールズのように中盤からボールを配給する司令塔としての役割を託す構えの模様。
ギュンドガンの移籍話としてはアーセナル、チェルシー、バルセロナ、レアル・マドリーなどの名前も浮上している。欧州の列強が熱い視線を注ぐ最もホットな選手の1人であるのは言うまでもないだろう。