エヴァートンのオランダ代表DF、ジョニー・ハイティンハはウェストハムへの移籍を断った経緯を明かした。

ウェストハムはウィンストン・リード、ジェームズ・コリンズ、ジャームズ・トムキンスの3人のセンターバックを全て負傷で欠いており、サム・アラーダイス監督はハイティンハの獲得を熱望していた。

「自分の年齢になれば、正しい決断をすることが重要なんだ。それはお金だけが全てじゃない。ウェストハムは(金銭的に)問題なかった。正しいステップを踏めると完全に納得しなければならないし、それができなかった」

「だからウェストハム行きはキャンセルしたし、他のクラブからの興味を待つことにした。(他クラブからの)関心は届いているし、1月31日までに違うクラブを見つける自信がある。それが移籍ウィンドウの閉まる日だからね」

ハイティンハはロベルト・マルティネス監督の就任により出場機会が激減。オランダ代表のルイス・ファン・ハール監督はクラブで出場機会を得ている者を優先する意向を示しているため、ワールドカップの代表入りのためには出場機会を増やす必要がある。なお、ウェストハム行きを断ったハイティンハにはニューカッスルが興味を示しているようだ。

「代表監督のルイス・ファン・ハールが選出した選手に毎週プレーする事を求めているのはわかっている。現時点でエヴァートンで自分はそういう状況にない。だから自分のキャリアの成功を続けさせるために他のオプションを探しているんだ」

30歳となったハイティンハ。ブラジル大会がキャリア最後のワールドカップとなる可能性もあるだけに、出場したい気持ちが非常に強いようだ。

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