1月17日、ガルフニュース紙は「UAE1部のアル・ジャジーラは、MFジュシレイとFWフェリペ・カイセドの獲得を正式に発表した」と報じた。
ジュシレイ・ダ・シウヴァ、通称“ジュシレイ”は1988年生まれの25歳。2試合だけであるがブラジル代表の経験も持っている。
コリンチャンスに所属していた2010年にブラジルリーグのベストイレブンに選出された経験を持ち、2011年には1000万ユーロの移籍金でロシア1部のアンジ・マハチカラに加入した。
昨年夏にはアンジのオーナーであるスレイマン・ケリモフ氏の経済的事情により予算の大幅な削減、高額年俸選手の放出が行われたが、チームに残りレギュラーとしてプレーしていた。
ガルフニュース
ジュシレイ
「アル・ジャジーラに加入することを決めたとき、全ての情報を探したよ。チームについても、リーグについても。そして、このクラブが国で最も大きなクラブの一つであり、リーグもかなり競争力があることを知った。とても満足している。
僕は国内リーグでも、アジアの大会でも、チームのために最善を尽くし、クラブが今季の目標を達成できるように支援したい。その準備は出来ている」
フェリペ・サルバドール・カイセド・コロソ、通称“フェリペ・カイセド”は1988年生まれの25歳。10代の頃から欧州で活躍してきたエクアドル代表選手で、2007年と2011年のコパ・アメリカでプレーした経験がある。
2011年からはロシア1部のロコモティフ・モスクワでプレーしているが、今季はスタメンの機会が乏しく、13試合に出場して1ゴールと難しい状況にあった。
ガルフニュース
フェリペ・カイセド
「まあ、僕次第だね。最善を尽くし、能力を示すことが出来れば、代表チームでもプレーし続けることが可能だろう。そして、僕はそれを実現しようと決心しているんだ。
僕は18歳でヨーロッパに来て、プロフットボーラーとして戦ってきた。迅速に適応できるだろうから、問題は多くないよ。
チームメイトを助け、クラブのために良い結果を残せることを望むよ」
なお、この2名の獲得によって放出された元ブラジル代表FWヒカルド・オリヴェイラは、同じUAE1部のアル・ワスルに移籍するための交渉が進んでいるとのことだ。