「闘将」柱谷哲二監督を迎えて3年目となった2013シーズン、15位という成績に終わった水戸ホーリーホック。2年間培ってきたポゼッションスタイルと組織的な守備に加え、相手に合わせて戦術を変更する柔軟さもこれまで以上に見せたが、やはり戦力的な厳しさは否めず。29節終了時点で7位まで順位を上げたもののその後は10試合連続未勝利と失速。上位進出とまではいかなかった。
それでも、19節のG大阪戦ではクラブ史上2度目となる入場者数1万人超え(10,025人)を記録。年間でも歴代最多となる平均4,630人の観客を集めるなどクラブとして着実に前進しており、大きな課題であるJ1ライセンスの取得に向け、水戸市もケーズデンキスタジアムの改修工事を行う方針であることを表明している(2016年の完成を目指す予定)。
今年がクラブ創設20周年となる水戸は柱谷監督との契約を更新。レギュラークラスでは10番を着けていたMF橋本晃司(大宮)、左サイドバックのDF輪湖直樹(柏)が移籍したが、MF馬場賢治(湘南)、MF船谷圭祐(鳥栖)、DF田中雄大(川崎)、地元茨城出身のMF小谷野顕治(新潟)などを獲得。選手層は昨季より厚くなった印象である。
水戸は新体制発表会見を行った18日、2014シーズンに向けた新ユニフォームを発表。サプライヤーは引き続きガビックが務め、“セリエAっぽさ”に定評があるユニフォームもストライプ柄を継続。
ただ、2014モデルは線の太さに変化を加えたアシンメトリーデザインを採用しており、太いラインがクラブ、周りを囲む細いラインはクラブを支えるすべての人々を表している。
GKモデルは昨季同様、黒のホーム、赤のアウェイという組み合わせとなった。左袖に入れられているのはクラブ創設20周年を記念するロゴ。
via @katsutashimin
写真ではやや分かりづらいが、両肩に三日月のモチーフをデザイン。一番最初に見える月である三日月のように、一番に輝きを放ってほしいという思いが込められている。
また、三日月を両肩に配することで『輪』も表現。白い三日月は勝利の輪を、赤い三日月は水戸を愛するすべての人の輪を、それぞれ意味しているとのことだ。
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ホームはインテルのような“ネッラズーロ”(黒と青)ではなく、紺との組み合わせ。要注意である。
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スポンサーは胸のケーズデンキ以外未定のようだ。
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