香川県立高松商業高校のサッカー部OBにより1956年に設立されたクラブを母体に、2005年、将来のJリーグ加盟を目指して高松フットボールクラブが発足。翌2006年には市民から名称を公募し、カマタマーレ讃岐が誕生した。(名称の由来はこちら)
四国リーグに在籍していた 2008年、テレビ中継の解説などを務めていた羽中田昌氏が監督に就任したことで一気にチームとしての注目度がアップした讃岐だが、全国リーグであるJFLへの昇格はなかなか果たせず、羽中田監督は2年で退任。現在も指揮を執る北野誠監督が就任した2010年に地域リーグ決勝大会で優勝し、ようやく県勢初となるJFLへの切符を手にしている。
そして、JFLも3年目となった昨季、Jリーグ理事会で条件付ながらJ2への入会が承認されると、リーグ2位でJ2・JFL入れ替え戦へ進出(※優勝した長野はJ2ライセンス無し)。J2の21位に終わった鳥取とホーム&アウェイで対戦し、1勝1分という成績で見事に勝利。念願のJ2昇格を果たした。
北野体制5年目となる今季、木島良輔、高橋泰(愛媛から完全移籍)の元帝京コンビが奮闘していた前線には、元日本代表の我那覇和樹(琉球)が加入。中盤にも正確なプレースキックを持つ左利きの攻撃的MF、高木和正(栃木)を獲得している。
讃岐は先月末、東京Vのサプライヤーも務めるアスレタと新たに契約を結んだことを発表。昨日行われた新体制発表会で2014シーズンに向けた新ユニフォームをお披露目した。
ホーム(1st)はクラブカラーであるサックスブルーと紺をベースに、曲線のストライプを大胆に配置したアシンメトリーデザイン。
香川らしく、うどんをモチーフにしているように見えなくもない。(由来などが判明した場合は追記予定)
パンツカラーは紺へ変更され、全体的により引き締まった印象となった。
多くのJリーグチームと同様白をベースにしたアウェイ(2nd)もホームと同じテンプレートを使用している。
なお、スポンサーはここ2年間入れていた「うどん県」のロゴが消え、神内ファーム(胸)、マルナカ(袖)と新規契約を締結。一見水戸と同じ「ケーズデンキ」の背中スポンサーは、ケーズホールディングスの完全子会社で香川県高松市に本社を置くビッグ・エスである。
高松市に本社を置く大手スーパーのマルナカはパンツスポンサーも務める。
GKモデルは、黄色のホーム、ピンクのアウェイというラインナップ。
アウェイはピンクと水色の組み合わせでなかなかいい味を出している。
【Jリーグ】2014シーズンの新ユニフォームまとめ ~J1、J2、J3
【Qolyインタビュー】パリ五輪出場の東京ヴェルディMF山田楓喜、トッテナムのクルゼフスキを「自分の究極系」と語るワケ