5日の国際親善試合・ニュージーランド戦に先発出場したばかりの日本代表FW大迫勇也が、日本から約9000km離れたドイツへ戻ってすぐの試合でいきなり結果を残した。

7日に行われたドイツ・ブンデスリーガ2部の第24節、ホームでのVfRアーレン戦に先発した大迫は、チームが先制して迎えた前半22分、流れるようなプレーからゴールを記録する。

最終ラインからのロングフィードを屈強なDFとの競り合いを制し高い打点のヘディングで正確に落とすと、すぐに味方からの折り返しを左足で合わせてゴール。移籍後5試合目にして早くも3点目をマークした。

ニュージーランド戦ではライバル・柿谷曜一朗の発熱による離脱で先発のチャンスが巡ってきたものの、チームが序盤にゴールを量産するなかで得点をあげられず、そのまま後半に途中交代。フラストレーションを溜めたままドイツへ戻った大迫だが、長距離移動、時差、約中一日という非常に厳しい条件のなか先発入りを果たしきっちり結果を残すと、後半、疲労を考慮され拍手を浴びるなかでベンチへ退いた。

試合はさらにゴールを追加した1860ミュンヘンが4-0で快勝。チーム7試合ぶりの白星は大迫が移籍して以降では初勝利となった。ここ数日、「昇格しなければ1部のクラブへ移籍出来る」という1860との契約内容に関して報じられている大迫。その移籍先の候補としてドルトムントの名前も挙げられているが、例え移籍することになるとしてもやはり、しっかりチームを昇格させたうえで新たな選択をして欲しいところだ。

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