Nikeとの長期契約が2015年に満了を迎えるマンチェスター・ユナイテッド。新たな契約の行方について英メディアでたびたび報じられているが、イギリスの『Daily Mail』は5日、日本のユニクロとの交渉について伝えた。

日本を代表する衣料品メーカーとなったユニクロは近年、スポーツ界への進出に熱心で、2012年にテニスのノヴァク・ジョコヴィッチと5年契約を締結。昨年もゴルフ界の若手トッププレイヤーの一人、アダム・スコットと契約を結ぶなど(直後にスコットはマスターズを制覇)、海外展開を加速させる中でスポーツとの結びつきを強めており、世界的な人気を誇るサッカー、その中でも抜群の知名度を誇るマンチェスター・ユナイテッドをターゲットに収めたとしても不思議ではない。

今回の『Daily Mail』の報道では詳細については触れられていないが、Nikeとの契約交渉が長引いている要因としてユニクロの名前を挙げている。

なお、同じくイギリスの『Mirror』は8日、マンチェスター・ユナイテッドとNikeが契約更新の準備を整えたと報じており、こちらでは「10年総額6億ポンド(約1034億円)以上」という驚愕の契約内容が伝えられている。

年換算では「6000万ポンド以上」と、現在レアル・マドリーがadidasと結んでいる年間3100万ポンドの世界最高額の倍にあたる金額だ。

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経済誌『Forbes』が発表しているスポーツチームの資産価値ランキングにおいて、毎年マドリーと首位を争っているユナイテッド(2013年はマドリーがユナイテッドを逆転)。他にもadidas、Puma、Warriorといったお馴染みのメーカーの名前がメディアでは取り上げられており、こうした状況の中で契約金が高騰している可能性は高そうだ。

ちなみに、ユニクロは2002年から2005年にかけて、ザスパ草津(現ザスパクサツ群馬)のサプライヤーを務めたことがある。


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