先日行われたUEFAチャンピオンズリーグ決勝ラウンド1回戦でバイエルン・ミュンヘンに敗れたアーセナル。

この試合ではチームの中心的選手メスト・エジルが負傷し、途中交代。エジルはスタート直後に負傷していたようで、現地メディアからは「3〜6週間の離脱」とも伝えられている。

そんなアーセナルでは現在負傷者が続出しており指揮官のアーセン・ヴェンゲルも頭を抱えているが、あまりにも負傷者が続出したことからヴェンゲル監督はその原因を追究する姿勢だと英国『Guardian』に語っている。

Guardian

アーセン・ヴェンゲル(アーセナル監督)

「今回起きたこと(負傷者が続出したこと)に対して、私は心配している。

 シーズンのこんな大事な時期に差し掛かっているにもかかわらず、負傷者リストにウィルシャーやウォルコット、エジル、ラムジーが載っている。バイエルン戦ではギブスやモンレアルさえ欠いていた。

 ウォルコットに関しては、完全に運がなかった。ウィルシャーは…他の選手の怪我とは関連性がないと思う。彼の場合、負傷した箇所が昔痛めた部位であったこと、また相手から蹴りを受けたこととの関係性が高い」

(トレーニングやメディカルの過程も見直す必要があるか?)

「全てだ」

「明確な理由を見つけることは、とても困難なことだろう。例えばエジルのような選手は(代表戦のため)ドイツに遠征し、そこでアーセナルとは異なるトレーニングを受けている。グラウンドの種類が違うこともあるだろうし、メニューが違うこともあるだろう。彼はチリとの代表戦に先発フル出場を果たし、ロンドンに帰ってきてからFA杯のエヴァートン戦にもフル出場している。普段よりフィジカル的に厳しかったはずだし、その代償を翌週(負傷したバイエルン戦)で払うことになった。

 では、それがなぜ起きたか?そんなこと分からないよ」


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