3月21日、『Guardian』は「昨季までマンチェスター・ユナイテッドを率いていたアレックス・ファーガソン氏は、アーセン・ヴェンゲル監督を賞賛した」と報じた。
土曜日に行われるチェルシー戦で、アーセナルでの指揮を始めてから1000試合目となるヴェンゲル監督。英国では故マット・バズビー氏、ダリオ・グラディ氏、そしてアレックス・ファーガソン氏に次ぐ四番目の記録となる。
同じように一つのクラブを長く指揮した経験を持つファーガソン氏は、リーグ・マネージャー協会の声明で「最大限の賞賛をしたい」と話した。
Guardian
サー・アレックス・ファーガソン
「この重大な記録を達成したアーセンを祝いたい。一つのクラブでこれだけの実績に達するために、どれだけの献身が必要だったか、言葉にすることは出来ない。犠牲と共に回復力も必要とされる。それについては最大限の賞賛をしたい。
この数年、我々はいくつかの素晴らしい戦いを楽しんできた。互いに生き残り、良いサッカーをしようという互いの努力を尊重したと言える。私は常にアーセンの側を見ることが楽しかった。アーセナルは正しい方法でプレーしている。彼らと対戦するのは、いつも私にとって特別な挑戦だった。
おそらく、彼に与えることが出来る最大の賛辞とは、私のライバルは彼以外にいるはずがない、ということだろうね。
全体的に言えば、この記録はクラブに安定性をもたらすことが出来ると示したし、彼が1000試合の間に永久に残る遺産を作り出したということに疑いはない」