5月15日、『Skysports』は「フラムを率いているフェリックス・マガト監督の批判に対し、前会長のモハメド・アル・ファイド氏が『不条理だ』と声明を発表した」と報じた。

今季のプレミアリーグで19位となり、2部への降格が決定しているフラム。2月からチームを率いていたフェリックス・マガト氏は、選手であるホルトビーに対して「ファイターじゃない」と発言するとともに、昨年夏にチームを売却したモハメド・アル・ファイド前会長に対しては「彼はスタッフが求める必要な投資を行わなかった」と批判した。

それを受けてモハメド・アル・ファイド氏はメディアに対して声明を発表。批判は明らかにおかしいと反論するとともに、自分が会長の時代にはマガト監督率いるヴォルフスブルクに勝ったとも話した。


『Skysports』

モハメド・アル・ファイド フラム前会長

「私は2013年7月13日、シャヒド・カーンにクラブを売却した。無借金であり、ファーストクラスの経済状況で、そして順位表でも中位でシーズンを終えた後だった。

私がクラブを所有した頃は、フラムは3部リーグのチームだった。しかし、後にFAカップ準決勝に勝ち上がり、インタートトカップを勝ち取り、ヨーロッパリーグ決勝にも進出した。延長戦まで戦い、アトレティコ・マドリーに惜しくも敗れたが。そしてケヴィン・キーガン、ロイ・ホジソンという英国人監督を育て、2009年には7位という順位にも入った。

また、これまでチームで働いてくれたどの監督に対しても、補強のための資金は提供してきたことも確かめている。

私がフラムを売却したとき、チームは決して『陳腐』ではなかった。多くの素晴らしい国際的な選手によって構成されていた。

マガトがそう言うなら、私が売ったという『上手にプレーできる選手』の名前を言ってみてくれれば良い。私は一人しか売っていないし、その彼本人が退団を希望していたんだが。

また、マガト監督が『1月に8人の選手を獲得しなかったことが苦境の原因』と主張していることについてだが。彼はヴォルフスブルク時代に新しい選手を買うことで、同じ問題を引き起こしていた。

まあ、もちろん彼が正しいのかもしれないがね。ただ、私がフラムの会長だった時を思い出せば、我々はドイツのヴォルフスブルクというクラブに勝っていたのだが」


【厳選Qoly】なぜ?日本代表、2024年に一度も呼ばれなかった5名

ラッシュフォードの私服がやばい