『Skysports Italia』は「イタリア・セリエAのローマは、フェネルバフチェに所属しているトルコ代表MFサリヒ・ウチャンの獲得に向かっている」と報じた。
サリヒ・ウチャンは1994年生まれの20歳。トルコ各年代の代表チームに欠かさず招集されてきた期待の若手選手であり、2013年のU-20ワールドカップにも出場。すでにフル代表にもデビューしているMF。運動量とパスワーク、ドリブル突破を兼ね備えている選手であり、才能を高く評価されている。
しかしフェネルバフチェではまだレギュラーポジションを獲得できておらず、今季スタメンはわずか2試合。今後の成長を考えれば勿体ない状況に置かれている。
ローマのGMを務めているワルテル・サバティーニ氏は、その彼を獲得するための交渉を完了させるため、現在トルコに飛ぶ準備を整えているとのことだ。
フェネルバフチェに提示している条件は1年あたり200万ユーロ(およそ2億8000万円)のレンタル料で2年の期限付き移籍、そして1100万ユーロ(およそ15億4000万円)を追加で支払うことで完全移籍に切り替えられるオプションを付随させるというものであるようだ。