アヤックス、PSVに次ぐ優勝14回を誇り、オランダ3強の一角を占めるフェイエノールト。
一時の不調を脱して近年は再び優勝争いに参加しており、ブラジルW杯のオランダ代表にも最多の5人(ステファン・デ・フライ、ブルーノ・マルティンス・インディ、ダリル・ヤンマート、ヨルディ・クラーシ、テレンス・コンゴロ)が出場。ただ、若いチームだけにロナルド・クーマン監督はパフォーマンスの維持に苦労し、2013-14シーズンも結局王者アヤックスの牙城を崩せず2位に終わった。
フェイエノールトは昨年9月、adidasと2014-15シーズンからの5年契約を締結したことを発表。オランダの3強は2009年以降、アヤックスがadidas、PSVがNike、フェイエノールトがPumaと綺麗に分かれていたが、2000年以来14年ぶりに“スリーストライプス”がロッテルダムの象徴へ戻ったことでこのバランスが崩れている。
フェイエノールトの2014-15ホームは伝統の切り替えしデザインをベースに、肩の三本線には意外な黒を採用。
実はフェイエノールト、フリオ・クルスやヨン・ダール・トマソンらを擁して最後にリーグを制した1998-99シーズンに使用していたのが、この“黒い三本線”が入れられたユニフォーム(それ以外のシーズン、線の色は基本的にクラブカラーの赤と白だった)。
今回のadidasとの復縁を期に、16年ぶりの優勝を果たすため取り入れられたデザインだと考えられる。
De eerste training van het seizoen 2014-2015 is begonnen!
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— Feyenoord Rotterdam (@Feyenoord)
2014, 6月 25
新ユニフォームは25日に行われた2014-15シーズンの初練習で、お披露目も兼ねて選手たちが着用。
緑はGKモデル。先頭には元オランダ代表DF、ヨリス・マタイセンの姿が見える。
◆欧州サッカークラブ 2014-15シーズンの新ユニフォームまとめ