このW杯で際立った存在感を見せるのは何も選手たちだけではない。あの“魔法の泡”が世界最高峰の舞台でも見られるかもしれない。
Vanishing spray to be used in next season's Champions League
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— ITV Football (@itvfootball)
2014, 7月 7
英国『ITV』は、今シーズンのUEFAチャンピオンズリーグからバニシング・スプレーが導入されるだろうと伝えた。
すでに伝えられているように、今大会から使用されている“消える泡”ことバニシング・スプレー。フリーキックの際、相手の壁がずるずると前へ出てくる行使を防ぐために開発されたこの道具は、これまでは南米の一部のリーグや 韓国といった一部地域でのみ使用されてきたが、このW杯でも効果を発揮。スペインリーグやセリエBでも導入が見込まれている。
記事によれば、バニシング・スプレーの特許を持つ企業に務める男性がUEFAとの交渉の事実を認めたようだ。
エイニ・アッレグマーニェ
「UEFAとは、チャンピオンズリーグでバニシング・スプレーを利用することがすでに合意している。
(使用に対して)保守的だった人もいたが、プレミアリーグを含めた世界中の人々がW杯で目にしたものに感銘を受けたはずだ。
ラジオを試合中継を聞いていて、コメンテーターが壁が下がらないことについて話しているのを聞いた時に閃いたんだ。
100年以上にわたりサッカー界を悩ませてきたこの技術的な問題を私は解決したかった。
2000年にベロオリゾンテ初めて使用された時が歴史的に大きな瞬間だったね」
ちなみに、バニシング・スプレーの価格は1缶あたり3ポンド(およそ523円)。今大会のために320缶(計16万7360円分)をFIFAに提供したという。これは、1試合あたり5本分用意した計算になる。
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