『Tuttosport』は「イタリア・セリエAのナポリは、レヴァークーゼンに所属しているドイツ代表MFクリストフ・クラマーの獲得に近づいている」と報じた。

クリストフ・クラマーは1991年生まれの23歳。190㎝という大柄な体格を持ちながらも運動量豊富なボランチとして知られ、先日まで行われていたワールドカップにも出場。決勝戦で脳震盪を起こし、前半でピッチを離れたことでも話題になった。

彼の保有権はレヴァークーゼンが持っているが、2013年夏からボルシアMGに2年の長期レンタルという形で貸し出されている。

ナポリは今夏彼をチームに引き入れたいと考え最初は800万ユーロ(およそ11億円)のオファーを送ったとのことだが、現在では各種ボーナスを含めた総額1200万ユーロ(およそ16億5000万円)にまで値上げされている。

さらに場合によってはスイス代表DFヴァロン・ベーラミ、同代表MFブレリム・ジェマイリを譲渡する用意もあるとのことだ。

ナポリは以前フランス代表MFマクシム・ゴナロン、同代表MFモルガン・シュナイデルリンを狙っていると報じられていたが、前者はリヨンへの残留を明言し、後者の話は最近聞かれなくなった。守備的なボランチの補強としては、ターゲットはクラマーに移ったと推測できる。

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