8月3日、『Skysports』は「マンチェスター・シティに所属しているフランス代表MFサミル・ナスリは、代表チームからの引退を示唆した」と報じた。
EURO2008、EURO2012に出場した経験を持つナスリ。プレミアリーグでは継続的に活躍を見せているものの、フランス代表では数々の騒動を起こすなどして批判が大きく、2014年ワールドカップのメンバーにも選出されず。
これを受けてガールフレンドがディディエ・デシャン代表監督に向けて暴言のようなツイートを投稿するなどして裁判沙汰になるなど、今夏はさらに油に火を注ぐ格好となっていた。
サミル・ナスリ
「僕は決断をした。しばらく前に決めた。しかし、僕は正しいタイミングでそれを発表することにするよ。これはツイッターで発表していいような類のものじゃない。腰を据えて、しっかりしたインタビューの場で言う。正しいタイミングでね。
EURO2012の間ですら沢山のことがあった。別にそれは僕個人には影響しない。しかし僕の家族には影響がある。彼らはフランスで暮らしている。新聞の批判を読む。
僕はイングランドで暮らしているから、フランスで言われていることは何も問題ない。そして、僕はそれに慣れている。しかし両親のことを考えると本当に辛いんだ。
僕は彼らを幸福にしたい。そして、ナショナルチームは僕を幸福にはしてくれない。
ナショナルチームでは、僕は何も勝ち取っていない。したがって、この決断をすることはより容易だった。何か成功を収めているよりはね。もしビッグクラブでプレーしていて、多くの出場機会を得ているなら、なおさらだ。
(ランパードの加入について)
彼は偉大な選手だし、どんなチームであっても彼の経験から利益を得られるだろう。特にチャンピオンズリーグでは大きなメリットになるだろう。なぜならそここそが我々の改善すべき場所だからだ。
彼はそれを勝ち取ったことがある男だし、我々を助けてくれると思う。また、イングランド人選手であることも大きいね。我々はそれに関する問題を少し持っていたから」