アーセナルとバルセロナがDFのトーマス・ヴェルマーレンの移籍について1500万ポンド(およそ26億円)の移籍金で合意したと『BBC』が報じている。ヴェルマーレンのバルセロナ移籍は個人条件の合意とメディカルチェックを残すのみとなっているようだ。

28歳のベルギー代表DFにはマンチェスター・ユナイテッドも興味を示してきたが、アーセナルは移籍条件として選手を含める事を要求。マンチェスター・ユナイテッド側はこれを拒否し、移籍の可能性は消滅したといわれている。バルセロナへの移籍は今週末には決まるようだ。

ヴェルマーレンは2009年にアヤックスから1000万ポンド(およそ17億円)の移籍金でアーセナルに加入。以降、全コンペティションを通じて150試合以上に出場している。レギュラーのセンターバックとしてキャプテンを任されるに至ったものの、負傷の間にペア・メルテザッカーとローラン・コシェルニのコンビにファーストチョイスの座を奪われてしまい、今夏こそ退団すると噂されてきた。

大黒柱であったカルレス・プジョルが引退したバルセロナ。センターバックの補強が急務であり、今夏、バレンシアからジェレミ・マテューを獲得しており、センターバックを補強したのは2009年以来のことである。ヴェルマーレンを獲得すれば質、量共に充実したDFラインが完成することになる。

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