8月15日、『Violanews』は「フィオレンティーナとシャフタール・ドネツクとの間で行ってきたブラジル代表MFフェルナンドの移籍交渉が合意に達した」と報じた。

フェルナンド・ルーカス・マルティンス、通称”フェルナンド”は1992年生まれの22歳。相手ボールを刈り取る守備から決定的なパスを出せるボランチとして知られている。

グレミオの下部組織出身で、2011年にはU-20ワールドカップに出場し優勝を果たしている。また2012年に行われたイラク、日本との親善試合でセレソンに初招集されており、これまでA代表8試合に出場した経験を持つ。

シャフタールが本拠地を置いているドネツク州は、ウクライナ東部にあり、親ロシア派との紛争が激しい地域。クラブは既に本拠地をキエフに、会場をリヴィウに一時移転しているが、フェルナンドは不安定な政治の状態を懸念して国外への移籍を希望していた。

なお移籍金については800万ユーロ(およそ11億円)で合意に達しており、個人との交渉もほぼ終了。今後数日間の間にメディカルチェックが行われ、その結果次第で正式な契約が結ばれる予定となっている。


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