チリ代表のホルヘ・サンパオリ監督は18日、来月行われるメキシコ、ハイチ両代表との親善試合に向けた外国クラブ所属メンバー18名を発表した。
ブラジル・ワールドカップで前回王者スペインを倒すなど革新的な攻撃的フットボールで大会を盛り上げベスト16を達成したチリ。来年自国開催されるコパ・アメリカで悲願の初優勝を目指し、ワールドカップ後最初の試合を迎えることとなるが、サンパオリ監督はバルセロナへ加入した主将のブラボ、アーセナルへ移籍したアレクシス・サンチェスらコンディションの問題のない主力メンバーをほぼ全員招集した。
大会に出場しなかった選手では予備リストに含まれていたロドリゴ・ミジャールが復帰したほか、スイスのユース代表経験を持つ18歳のフランシスコ・ロドリゲスが唯一初招集された。ロドリゲスはスイス生まれだが父親がスペイン人、母親がチリ人で、ワールドカップにも出場したスイス代表リカルド・ロドリゲスの実弟。しかしロドリゲスは21日、将来を慎重に見極めたいとして今回の招集を辞退し、当面はスイスのU-21代表でプレーする旨を明らかにしている。
チリ代表は6日にメキシコと、9日にハイチと対戦する予定となっている。
GK:
クラウディオ・ブラボ(バルセロナ/ESP)
DF:
ゴンサロ・ハラ(マインツ/GER)
ホセ・ペドロ・フエンサリダ(ボカ/ARG)
エウヘニオ・メナ(サントス/BRA)
ミーコ・アルボルノス(ハノーファー96/GER)
マウリシオ・イスラ(QPR/ENG)
MF:
ファビアン・オレジャナ(セルタ/ESP)
カルロス・カルモナ(アタランタ/ITA)
アルトゥロ・ビダル(ユヴェントス/ITA)
ガリー・メデル(インテル/ITA)
ロドリゴ・ミジャール(アトラス/MEX)
チャルレス・アランギス(インテルナシオナウ/BRA)
フランシスコ・シルバ(オサスナ/ESP)
マルセロ・ディアス(バーゼル/SUI)
フランシスコ・ロドリゲス(FCチューリッヒ/SUI)
FW:
アレクシス・サンチェス(アーセナル/ENG)
マウリシオ・ピニージャ(ジェノア/ITA)
エドゥアルド・バルガス(QPR/ENG)