8月23日、アフリカサッカー連盟(CAF)は公式サイトで「2017年アフリカネイションズカップをホストすることになっていたリビアが、組織から脱退することになった」と発表した。
リビアは当初2013年のアフリカネイションズカップを開催することになっていたものの、2011年に内戦が発生し、治安が著しく悪化したことによってそれが不可能となり、南アフリカにホスト国の権利を渡していた。
その代わりにリビアは2017年大会を開催する権利を得て、これまで準備を進めてきた。しかし、依然として不安定な政治の状況が続いていることから、リビア青年スポーツ大臣、リビアサッカー連盟会長が辞退の意向を示し、CAFのイサ・ハヤトゥ会長などを交えた会議において大会の開催は不可能と判断された。
なお、代替となるホスト国に関しては、9月30日まで任意の入札を受け付ける予定となっており、政府の保証、2017年までという短い時間で準備が可能な基盤、宿泊施設、交通機関、トレーニング施設やスタジアムの環境を総合して判断され、2015年の執行委員会で決定される予定となっている。
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