現在西アフリカで猛威をふるっているエボラ出血熱の感染拡大。シエラレオネは大きな被害を受けている国の一つで、先日はWHOの職員が感染したことにより施設が閉鎖され、さらに治療が遅れる事態となっている。

コートジボワール代表は9月6日にホームにそのシエラレオネの代表チームを迎えてアフリカネイションズカップ予選・グループリーグ第1節を戦う予定になっていたが、発表によれば政府当局の側から許可が下りない状況にあるという。

『Africanfootball』は「コートジボワールサッカー連盟の副会長を務めているマリック・トエ氏が、シエラレオネ代表チームの入国については政府当局が許可しない方針を取っていると発表した」と報じた。


マリック・トエ コートジボワールサッカー連盟副会長

「コートジボワール当局は彼ら(シエラレオネ代表)を人々の前に露出したくない。政府当局はその見解を支持する公式の声明を発表している。そのため、我々は国内でこの試合を主催することを認められない。

我々は、会場の再配置、あるいは大会からの辞退も含め、考慮できるさまざまなオプションを用意してアフリカサッカー連盟に提示した。

シエラレオネはプレーしたがっている。そして国内でプレーしている選手を招集しないことも保証している」


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