イングランドが生んだ正真正銘のスーパースター、デイヴィッド・ベッカム。

一昨年にPSGで現役引退したベッカムだが、メディアへの露出の機会は未だ多い。そのファッションセンスから私服姿を撮影されることも少なくなくバラエティ番組では金色のスライムを豪快に被ったりと、活躍の幅を広げている印象すらある。

しかし、そんなベッカムにとってやはりサッカーはかけがいのないもののようだ。

英国『Mail Online』の中でロングインタビューに答えており、その中では新たなイングランド代表や新キャプテンのルーニー、また自身の今後について話している。

デイヴィッド・ベッカム(元イングランド代表)

「チームで集まること、試合、59度もキャプテンマークを巻いたこと、そしてイングランドのためにプレーしたことについての全てを愛していたんだ。

それらは一人の選手として誇りある時間だった。マンチェスター・ユナイテッドとレアル・マドリー、そして私がかつてプレーした全てのチームが恋しい。けれど、何よりも恋しいのはイングランド代表でプレーすることなんだ」

.(現在の代表チームについて)

「イングランドがW杯でコスタリカやウルグアイ、イタリアにさえ勝てなかった時は失望的だった。

ロイの意図するものは、若手選手を用いることだ。より多くの経験がある選手たちがいなくなった。スティーヴン・ジェラードが引退した。フランク・ランパードもそうだ。

今ではウェイン・ルーニーが最も経験ある選手であり、キャプテンだ。ともにチームを作り上げる何かが必要だ。

代表チームのキャプテンだった時、私はミスをした。馬鹿げたこともしたね。しかし、私はそのことで大きくなったし、そのことが私を熟成させた。

彼はピッチの内外で真の責任感を持っていると悟っている。手本にならなければならない。

ウェインは選手から最善のものを得るだろう。彼はいつも感情のままにプレーし、それはこれからも全く変わらないだろう。彼はハードに働くし、ハードにプレーする。そして、今でもそしてこれからも手本になっていくんだ。

ゴールできずにピッチで難しい時間を過ごしていたり、素晴らしい時間過ごしていない時のことも、私はキャプテンとして隠すことはなかった。ウェインもそうだ。

我々は、彼が作用していない機会を見ることはないだろう。それは彼の最も強いクオリティの一つだ。

ルーニーはリーダーだ。ロイには選手にプランを与えている。ラヒーム・スターリングはリヴァプールで活躍しているし、ダニエル・スタリッジも同じだ。ダニー・ウェルベックも強い」

(自身の今後について)

「マネージング業が頭にちらついたことは一度もないよ。今のところ、コーチ業やマネージング業に興味は一切ないさ。

もし将来そうすることになったら、スコルジー(スコールズ)やギグシー(ギグス)、バット、ギャリー(・ネヴィル)やフィル(・ネヴィル)のように正しい手段ですることになるだろう」

【厳選Qoly】新潟愛は永遠!アルビレックス新潟が「世界」に送り込んだ“最強”日本人6名