2005-06シーズンより、バイエルン・ミュンヘンがホームスタジアムとして使用し、ドイツ最高クラスのファシリティを備えるアリアンツ・アレーナ。

ドイツ最大の保険会社『Allianz SE』がネーミングライツを買い取ったこのスタジアムは、UEFAのスタジアムカテゴリーでも最高ランクの四つ星が付与されており、2011-12シーズンにはUEFAチャンピオンズリーグの決勝戦が開催された。

様々な美しい模様を投影することができる外壁には日本の企業『旭硝子』社の技術が用いられており、日本人にとってもちょっぴり馴染みのあるスタジアムである。

そんなアリアンツ・アレーナがこの夏、改装工事を行ったそうだ。 今回のリノベーションではスタンドの座席を旧型のものから新型のものへと取り替え、南スタンド(Südkurve)に設置されていた大量の座席が不要になったようなのだが、それらがとある学校に寄付されたようだ。

今回このスタンドを譲り受けたのは、マケドニアの西部に位置するヌリ・マツァリという学校である。この学校にはサッカーに熱心な生徒がおり、サッカーを行うミニスタジアムが併設されている。

バイエルンのサポーター団体である『FC Bayern World Wide』のメンバー、クレシュニク・ダルヴィシ氏が今回の改修の話を聞きつけ、バイエルンへ寄付できないかと手紙を送る。これにバイエルン側が即座にOKを出し、今回の寄付が実現したという。

こちらが記念式典の様子。

スタンドの最上段には "DANKE FC BAYRN(ありがとう、バイエルン)"の文字がある。今回寄付された座席の数は255席であり、少年チームのトーナメント戦がこけら落としとなったようだ。