9月9日、『Laroma24』は「怪我で10か月ピッチから離れているフェデリコ・バルザレッティは、医者から引退勧告を受けていることを明かした」と報じた。
現在ローマに所属している元イタリア代表DFバルザレッティ。2012年にパレルモから加入し、初年度はレギュラーとしてプレーしたものの、昨季途中に骨盤を損傷。それから2度の手術を受けるも回復できず、10か月に渡ってピッチを離れている。
フェデリコ・バルザレッティ
「認めるよ。僕は泣いていた。チームメイトにもそれを話したし、妻のエレオノーラ・アッバニャートとの電話でも泣いたことがある。一人の時にも痛みと怒りで泣きはらした。ただ、娘の前では泣いたことはないけれど。
僕は2度の手術を受けたが、苦しんでいる股関節の痛みは解消されない。2度目の手術の後にも変性状態を引き起こしている。医者は『おそらくこれ以上サッカーをすることはできない』と言うんだ。
しかし、僕はまだ諦めていない。その選択肢については閉じている。それはあまりにも辛いものだ。
僕は2度手術を受け、肉体的にも、精神的にも大きな苦痛に耐えてきた。再びプレーするために、熱心に努力しているんだよ。将来的にまた走れるようになりたいし、子供たちと遊びたい。
でも、僕は今理解はしている。またピッチで試合をすることは出来ないかもしれないと。精神的に再出発をしなければならない。僕はもう公園での軽いジョグですらできないんだからね。
幸運にも、僕には家族がいる。彼らは僕にとっての光だ。そしてローマがともにいてくれる。それは素晴らしいことだ。パロッタ会長は僕を追い払うことだってできた。
壊れたバルザレッティに何が出来るっていうんだい? でも彼は僕に希望を持ってくれた。チームメイトも素晴らしかった」