今年3月、元日本代表FW高原直泰がJ3のS.C.相模原へ移籍し話題になった。(東京ヴェルディからのローン)
ユニフォーム姿の高原選手です。
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— SC相模原 (@sc_sagamihara)
2014, 3月 25
6月には35歳を迎えた高原にとってこれが実に9チーム目となる所属先となり、かつては日本代表の絶対的エースとして君臨した彼はさすらいのストライカーといえる。
そんな高原は日本を含めると4か国でプレーしているが、初の国外移籍となったのはあのボカ・ジュニオルス。 当時22歳だった2001年8月、ジュビロからのレンタルという形で海を渡るも結果は6試合で1ゴールというほろ苦いものであった。
その唯一のゴールは今からちょうど13年前の2001年9月23日、前期リーグ第7節ボンボネーラでのラヌース戦でのもの。 この試合に先発出場した高原は後半にチーム6点目となるゴールを決めた。(試合は6-1でボカが勝利)
ボカから帰国後、不運にもエコノミークラス症候群を発症したことで2002年の日韓ワールドカップへの出場も叶わなかったが、復帰後ジュビロで鬼神のような活躍をみせて、一回り成長してドイツへと移籍してゆくのはご存知の通りである。
ちなみに、高原のゴールはアルゼンチンリーグにおいてアジア人として初となるゴールでもあった。ラヌース戦でのボカのスタメンとベンチメンバーはこんな感じ。
~スタメン~
1.オスカル・コルドバ
4.ホルヘ・マルティネス
6.ロランド・スキアビ
2.ニコラス・ブルディッソ
14.クレメンテ・ロドリゲス
13.クリスティアン・トラベルソ
5.マウリシオ・セルナ
17.ワルテル・ガイタン
10.フアン・ロマン・リケルメ
11.マルセロ・デルガド
30.高原
~ベンチ~
12.ロベルト・アボンダンシエリ
20.ホエル・バルボーサ
15.オマール・ペレス
7.ギジェルモ・バロス・スケロット
28.ロベルト・コラウッティ
当時監督だったカルロス・ビアンチもそしてリケルメもついにチームを去っており、さすがに隔世の感がある。
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