10月12日、『Canal +』は「パリ・サンジェルマンに所属しているフランスU-21代表MFアドリアン・ラビオは、今夏ローマに行きたいと考えていたことを明かした」と報じた。
カルロ・アンチェロッティ監督に見出されて17歳でトップチームデビューを果たし、名だたるスター選手に囲まれながらもキャラクターを見せてきたアドリアン・ラビオ。ところがローラン・ブラン監督就任からは出番が減少しており、今季は特に全くといっていいほどチャンスを与えられていない。
パリ・サンジェルマンとの契約が来夏に満了となることもあって去就は注目されており、アーセナルなどのビッグクラブからの関心があるという一方で、クラブとの契約を更新しようとしているという報道もある。
当のアドリアン・ラビオは、1月に再び開かれるマーケットにおいて去就を考えると話し、残留、移籍の両方を検討していることを明かした。
アドリアン・ラビオ
「全てはうまく進んでいると思っていたし、それは自分の決断だった。僕はローマのジャージを着たかったんだ。正直に言えば、僕は何が交渉決裂の原因になったのかが分からないんだ。
ローマはビッグクラブだし、彼らのプロジェクトは惹かれるものがある。そして、彼らはチャンピオンズリーグに出場している。我々は1月まで待機して、何を行うべきかを確かめる。僕は母を代理人に選んだ。彼女は非常に良い助言をくれるからね。
再びパリ・サンジェルマンでプレーするのかは分からない。僕はリザーブでのプレーを楽しんではいない。僕はコーチの選択の中にある。彼が決定すべきものになるだろう」
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