10月12日、『Mundo Deportivo』は「セビージャのスポーツディレクターを務めてきたモンチ氏に対し、バルセロナに加えてバイエルン・ミュンヘンも接触している」と報じた。
セビージャでゴールキーパーとしてプレーした後、同クラブのスポーツディレクターに就任し、ジュリオ・バチスタやアドリアーノ、ダニ・アウヴェスなどを獲得するなどチームをスペイン屈指の強豪に育て上げるとともに、経営面でも健全な収支を保たせるという手腕を発揮してきたモンチ氏。
セビージャでは執行委員会のメンバーにも入っていたが、今夏それを辞任しており、モンチ氏自身もセビージャを離れる意思を明らかにしている。
彼に対しては以前からバルセロナが引き入れに興味を持っていると報じられており、より大きなプロジェクトの中で働きたいと考えているモンチ氏も前向きであるという。
しかし、バイエルン・ミュンヘンのペップ・グアルディオラ監督が彼に興味を持っており、数か月前にはペップの弟であるペレ・グアルディオラが会合をセッティングし、バルセロナで接触していたのだという。
また、ゼニト・サンクトペテルブルクやトッテナム・ホットスパーもモンチ氏には興味を持っていると言われている。選手の売り買いがより重要なものになってきている昨今のサッカー界で、手腕が認められたディレクターは引く手数多であるようだ。