『Corriere di Bologna』は「ボローニャFCは、カナダ人実業家のジョーイ・サプト氏、アメリカの弁護士ジョー・タコピナ氏を中心とする投資家グループとの買収交渉を完了させた」と報じた。
2013-14シーズンにセリエAで19位となり、今季は2部で戦っているボローニャFC。以前から資金難に苦しんでいることが報告されており、新たな投資家を探していると伝えられていた。
記事によれば、14日に地元のホテルでクラブ首脳陣と投資家グループによる会談が行われ、その終了後にジョー・タコピナ氏が取材に対して「すべては完了した」と話したとのことである。
なお、ジョーイ・サプト氏はアメリカ・メジャーリーグサッカーに所属しているモントリオール・インパクトのオーナーであり、昨年はボローニャからマルコ・ディ・ヴァイオを獲得していることでも知られる。彼らは今後5年間の間に1億ユーロ(およそ135億円)を支援していくと約束しており、クラブの今後の発展が期待されている。
また、先日はNBAの大スターであるコービー・ブライアント氏が投資グループの一員になるという噂が流れていたものの、今回のプロジェクトに関わっているのかどうかは書かれていない。
そして、『Sportmediaset』によれば、彼ら新たな経営者(予定)は自分たちのプロジェクトの手始めとして、ロベルト・マンチーニ氏を監督に迎えるという計画を立てているとのことである。
かつてインテルやラツィオ、マンチェスター・シティで指揮を執ったことで知られるロベルト・マンチーニ氏は、昨季限りでガラタサライを退任してからはフリーの状態となっている。