『Sky Italia』など各メディアは「インテルを離れることが決定したマッシモ・モラッティ氏は、特に何らかの劇的な変化が起こったわけではないと話した」と報じた。

途中で抜けはあるものの、20年以上に渡ってインテルの会長を務めてきたマッシモ・モラッティ氏。昨年エリック・トヒル氏に株式の過半数を売却した後も委員会に残り名誉会長として働いてきたが、先日その職を離れることが発表された。

突然の辞任表明ということで多くの憶測が流れており、メディアではヴァルテル・マッツァーリ監督の扱いに関しての意見に相違があったからではないかと報じられている。

しかしモラッティ氏は現在保有している30%の株式については売却するつもりはないとして、ただ変化の時間が来ただけだと話し、インテルやエリック・トヒル会長をこれからもサポートしていくと明かした。


マッシモ・モラッティ

「ファンが短期的に私の決断を理解してくれるとは言えない。これは変化の日なんだ。しかし、特に劇的な変化ではない。私はエリック・トヒルをサポートし続けるだろう。

マッツァーリは間違ったことは何も言っていない。そして私も言っていない。マッツァーリに裏切られたか? いいや。何も悪い形の別れではない。単に変化の時だっただけだ。それは自然な出来事だったと思う。

それは自分にとってのタイミングだった。それ以上は何もない。私の株式のシェアはまだそこにあるし、それを維持するだろう」


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