シャルケのワンダーキッド、ドニス・アヴディジャジに対してリヴァプールからアプローチがあったことが『Bild』によって明らかになった。

現在18歳のアヴディジャジは下部組織でゴールを量産。クラブがその将来に大きな期待をかけるティーンエージャーである。シャルケとは2019年まで契約を延長したばかりだが、この契約の中には4900万ユーロ(およそ66億円)という巨額の売却条項が設定されている。しかしながらアヴディジャジは未だトップチームでデビューしておらず、クラブが売り出すタイミングを図っていると言えるだろう。

この超新星に対し、リヴァプールの指揮官、ブレンダン・ロジャーズはアヴディジャジに対して長らく興味を示してきた。しかし、シャルケのスポーツ・ディレクターを務めるホルスト・ヘルトは、リヴァプールが獲得を試みたこととそのオファーを拒否した事を『Sky』にて明らかにしている。

なお、アヴディジャジはアルバニアとコソヴォにルーツを持つが、U-16からU-19までドイツ代表としてプレーしてきた。「NEXTトーマス・ミュラー」として将来ドイツ代表を背負う選手になると大きな期待が寄せられていたが、今年の10月11日にアヴディジャジは今後ドイツ代表でプレーしない以降を表明。アルバニア代表としての将来を選択する意向を明らかにしている。

【Qolyインタビュー】FC琉球の元日本代表DF藤春廣輝が明かす…「伝説のCS浦和戦、あわやOG→劇的決勝弾」「オーバーエイジで出場したリオ五輪」の裏側