2022年W杯カタール大会の開催にともない、世界のあらゆるコンペティションで大会フォーマットに変更が出そうだ。

英国『Mail Online』によれば、2021-22シーズンのUEFAチャンピオンズリーグは準決勝と決勝の3試合を6月に行う可能性があるという。

開催国がカタールに決定して以来、その開催期間について様々な意見が出ている2022年W杯。先日、2018年から2024年までのFIFAカレンダーの調整を行うためのスイスでFIFA総会が行われ、FIFA事務局長のジェローム・ヴァルケより2022年の1月-2月、あるいは同年の11月-12月に開催する案が提示され、この2案をベースに今後も議論が続くと伝えられた。

そんなFIFAの動向を察してか、UEFAも新たな動きを見せているようだ。

記事によれば、W杯期間中の大会の中断にともない、UCLの準決勝および決勝を6月に開催する準備をしているという。これはUEFAのミシェル・プラティニ会長が明らかにしたもので、仮に1-2月に中断となれば、決勝ラウンド以降の日程が全体的に遅れる可能性がある。

UEFAチャンピオンズリーグの準決勝はこれまで、基本的には4月から5月に行われていた。決勝ラウンド1回戦から決勝戦までは等間隔で日程が組まれており、興奮と期待が徐々に高まるように演出されていたが、仮に中断期間を設けたとするとやはりファンの熱意や選手のコンディションにも心配が集まるだろう。

2022年W杯の開催期間につついては、翌年3月には決定すると言われている。FIFAがいかなる決断を下すかにより、世界中の機構があらゆる取捨選択を迫られることになりそうだ。

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