11月8日に行われたフランス・リーグアン第13節、ランス対ボルドーの試合でカメラが捉えた場面が話題になっている。

先週、インタビューでアフリカ人を差別する発言をしたとして批判を受けたボルドーのウィリー・サニョル監督。かつての同僚であるリリアン・テュラム氏や、週末の対戦相手となったRCランスのアントワヌ・コンブアレ氏にも「受け入れられない」と言われるなど、大きな騒動になってしまった。

インタビューの文を読めばサニョル氏は監督として選手の傾向を述べただけだと分かるものだが、近年人種差別問題が非常にセンシティブなものになったことから、その煽りを受けて批判の的になった形である。

そして、試合ではボルドーが1-2と勝利。その2点目を決めたのはマリ代表の黒人FWシェイク・ディアバテであったのだが、彼と共にゴールを祝った後にベンチに座ったサニョル監督は……

試合前には謝罪を行い、テュラムとも和解したと話したサニョル監督であるが、やはりこの一週間の重圧は凄まじいものがあったのだろう。

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