ベルギー代表監督のマルク・ヴィルモッツはマンチェスター・ユナイテッドにおけるアドナン・ヤヌザイの起用法に不満を示した。
昨シーズンブレイクし、一躍話題のプレーヤーとなったヤヌザイ。国籍に関して複数のルーツを持つ事からどの代表を選択するのかという点も注目されたが、夏のワールドカップの目前にベルギー代表を選択している。
ベルギー代表として将来を大きく嘱望されている逸材は、ルイス・ファン・ハール体制となったマンチェスター・ユナイテッドにおいても期待の星であり、引退したライアン・ギグスの背番号11を受け継いでいるが、ヴィルモッツはファン・ハールの起用法に不満があるようだ。
「アントニオ・バレンシアが後ろでプレーする試合を2試合見たよ」
「ファン・ハールは彼(=ヤヌザイ)にサイドラインに近い位置を取るように求めていたが、私は完全に逆を求めている。彼は中でプレーすべきだ」
「彼には右サイドから(利き足である)左足を活かしてボールを供給したり、シュートを狙ったりして欲しいよ」
今シーズンのヤヌザイはリーグ戦9試合に出場。途中出場が5試合と先発の機会はあまり与えられていない。
【Qolyインタビュー】パリ五輪出場の東京ヴェルディMF山田楓喜、トッテナムのクルゼフスキを「自分の究極系」と語るワケ