11月21日、『Mirror』は「アメリカに本社を置くエンターテインメント企業DCコミックスが、『バットマン』のロゴにクラブエンブレムが似ているとしてバレンシアを相手に訴訟を起こした」と報じた。

リーガ・エスパニョーラの名門であるバレンシアは1919年の設立。コウモリが描かれているクラブエンブレムのデザインは有名である。

この由来については、13世紀の前半にアラゴン王ハイメ1世がこの地を征服した際、この周辺に多く生息していたオレンジコウモリが旗の上に止まったことから、これが幸運の兆しとして考えられたという説が有力。それがバレンシア市の紋章となり、そしてCFバレンシアのエンブレムにも描かれることになった。

DCコミックスは非常に有名な作品「バットマン」を展開しており、そのロゴとバレンシアのエンブレムが似通っているとして、今回訴訟に踏み切ったという。

しかしバットマンが初めて世の中に出たのが1940年。バットマンがコミックスに初登場したのが1939年ということで、時系列的にはバレンシアのほうが前であり、訴えが認められる可能性は低いと考えられている。

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