ブンデスリーガのアウクスブルクといえば、現在、アギーレジャパンで注目されているMF細貝萌が在籍していたことで知られるバイエルン州のクラブ。

2011年、クラブ史上初の1部昇格を果たし、最初の2年間こそ14位、15位という順位で辛くも残留したものの、昨季は8位へ躍進。2012年からチームを率いるマルクス・ヴァインツィアル監督は今年8月に行われた「年間最優秀監督」の投票で、ブラジルW杯優勝のヨアヒム・レーヴ監督に次ぐ2位に入るなど非常に評価が高く(バイエルンのグアルディオラ監督は3位)、今季もチームは12節終了時点で6位につけている。

そのアウクスブルクが29日、ブンデスリーガの第13節のハンブルガーSV戦において、2日前に発表された新ユニフォームを投入した。

Augsburg 2014 Nike “Advent”

今回アウクスブルクが着用したのは、今年は本日11月30日から始まったイエス・キリストの降誕を待ち望む期間、「アドベント(待降節)」を祝うユニフォーム。

ブンデスリーガでお馴染みの「クリスマスユニフォーム」と位置づけ的にはほぼ同じものであり、通常の緑のアウェイとは異なる白いラインが特徴のデザイン(チャームポイントの「松ぼっくり」も無い)。スポンサーの「AL-KO」が縦に表記されているのがなかなか面白い。

HSV戦で新ユニフォームを初使用したアウクスブルクは、ハリル・アルトゥントップのゴールなどで3-1と逆転勝ち。今季初の3連勝により暫定4位に浮上した。

なお、アドベントは一般的に「11月30日の聖アンデレの日に最も近い日曜日から、12月24日のクリスマスイブまで」であるが、今後もこのユニフォームが使用されるかは不明である。

◆欧州サッカークラブ 2014-15シーズンの新ユニフォームまとめ

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