ジェフ千葉は2014シーズン、2年目の鈴木淳監督とともにスタート。前季5位に終わったチームから上積みを狙ったが、開幕から調子が上がらず二桁順位に停滞。一旦8位へ浮上するも、19節、ギラヴァンツ北九州に0-1で敗れ再び12位へ転落したところで監督交代を決断。テクニカルダイレクターの斉藤和夫氏を経て、7月からロンドン五輪で日本代表をベスト4へ導いた関塚隆氏が就任した。
川崎フロンターレで2004年にJ2優勝を経験している関塚氏は、就任から9試合連続無敗でチームを立て直すと、その後も徐々に順位を上げ、最終的に湘南ベルマーレ、松本山雅に次ぐ3位でフィニッシュ。3年連続の昇格プレーオフで“三度目の正直"を目指したが、決勝でモンテディオ山形に敗れ、またもJ1復帰はならなかった。
関塚体制2年目、J2で6年目を迎える今季、前線は2013年のJ2得点王ケンペスを放出し、近年Jリーグでの実績が目立つスロベニア代表印のアタッカー、ネイツ・ペチュニクを獲得。また中盤には、オシム時代に2度のナビスコカップ制覇に貢献した29歳の水野晃樹が復帰している。
千葉は17日、2015シーズンの新ユニフォームを発表。
『一意専心』という想いを胸にデザインされたというユニフォームは、躍動感あるプレースタイルをイメージ。流行りの迷彩柄のアレンジにも見える独特なパターンのプリントが身頃の全面に施されている。
ホーム(1st)は伝統的な黄色をベースに、首まわりやサイドなどに緑を配置。背番号の下には2011年から使用しているクラブのキャッチフレーズ、「WIN BY ALL!」の文字が赤で入れられている。(※千葉のクラブカラーは黄色・緑・赤の3色)
なお、あまり知られていないが、ジェフは1993年のJリーグ開幕以来、ずっと同じ背番号のフォントを使用している唯一のクラブである。
Jリーグクラブのアウェイ(2nd)と言えば、白が定番。千葉においてもそれは変わらなかったが、2014年の青に続き、今年はなんとワインレッドを採用(もちろんクラブ初)。ホームと同じテンプレートでこちらも独特のパターンがプリントされている。下はピンクのGKホーム。
ホームとアウェイの全身はこんな感じ。着用者は、7年ぶりに復帰した水野と、今季から背番号9を付ける元日本代表の森本貴幸。ホームのソックスは近年定着していた赤から黄色へ戻された。
ユニフォームスポンサーは、胸の「富士電機」、背中の「東日本旅客鉄道 (いわゆるJR東日本)」、パンツの「千葉ステーションビル」が継続。昨年まで「君津住宅」と契約していた袖は今のところ空白となっている。
◆Jリーグ 2015シーズン新ユニフォームまとめ(J1・J2・J3)