先週末行われたスコティッシュ・プレミアリーグ第22節、ハミルトン対セルティックの試合では、キックオフ前にこんなシーンがあったのだそうだ。
ピッチに立つ幼い少年の名は、ジェイ・ビーティーくん。セルティックが大好きな男の子だ。
しかし、そんなビーティーくんは先天性の疾患を持っている。ダウン症だ。
実はこのビーティーくんこれま何度かQolyでもご紹介しており、セルティックのサポーターにはすでにお馴染み。これまでにもサマラスから誘われセレモニーに登場したり、選手バスに乗ってみたりと微笑ましいエピソードがある。
そんなビーティーくんはハミルトンとのアウェーゲームを観戦。
今回クラブは、試合前にスタジアムでセルティックサポーターの目の前でPK蹴るという体験を提供したようだ。
こちらの動画を見ても分かる通り、セルティックサポーターからも歓声を浴びるビーティーくん。この経験が彼の未来にもたらすものは、はたしてどれほど大きいのだろうか。
また、こういった体験がアウェイの試合で行われたことにも注目したい。社会全体、とりわけ子供たちに大きな影響力を持つプロサッカークラブにはこうした取り組みを積極的に行ってもらいたいものだ。