南米コロンビアで、サッカーファンならおそらく誰でも知っているであろう、“あの悲劇"が繰り返された。
21日に行われたコロンビア2部リーグ、ククタ・デポルティボ対デポルテス・キンディオの試合。1-2とキンディオのリードで迎えた67分、ククタのパラグアイ人マルコ・ラサガが同点ゴールを決めるが・・・
ハンド!
1986年メキシコW杯準々決勝、アルゼンチン対イングランド戦でアルゼンチン代表の主将、ディエゴ・マラドーナが記録したいわゆる“神の手ゴール"を彷彿とさせるハンドでのゴール。動画のタイトルもご丁寧に"La Mano De Dios"、スペイン語で“神の手"となっている。
マラドーナの“神の手"に比べると、今回のゴールはバレーのアタックのように手で押し込んでいるのがはっきりと分かるが、残念ながら判定は覆らず得点が認められた。
キンディオはこの後、失点にショックを受けたのがククタに逆転を許すが、終了間際に再び追い付き、試合は幸い(?)にも3-3の引き分けに終わっている。別の神は彼らを見放さなかったようだ。