1月24日、『Skysports』や『Daily Mail』は「アーセナルのアーセン・ヴェンゲル監督は、ドイツ代表MFメスト・エジルの復帰に期待を持っていると語った」と報じた。
メスト・エジルは昨年10月に膝を負傷し、その後3か月に渡ってリハビリを続けてきた。そして、25日に行われるブライトンとのFAカップで復帰が噂されている。
アーセン・ヴェンゲル監督は、ジムワークを中心に鍛えられたエジルの筋肉を、それだけでプレーしてはいけないと釘を刺しつつも大きな期待を寄せていることを明らかにした。
アーセン・ヴェンゲル アーセナル監督
「エジルは調子がいいし、激しい努力をしているし、試合への復帰に向かっている。彼の上半身は大きくなっている。毎日ジムに入ることができ、試合を重ねることでの疲労も持っていない。そうして鏡を見た時に『良い感じだ』と思う。
しかし、それだけになって純粋な強さだけに頼ってプレーしてはいけない。たとえばクロード・マケレレのような選手は、モンスターではなかったが、効率的な方法で強さを使っていく技術を持っていた。それはパワーよりも技術なんだ。
エジルは素晴らしいプレーヤーだ。彼はとても強くなって戻ってくるだろう。我々が豊かな人材を持っているポジションに、彼を取り戻すということになれば、何人かの選手に休養を与えられる。
もしそれをうまく使えたならば、非常に興味深いことになるだろう。私にとっては、多少繊細なものになる。全ての試合が重要であるし、そこに4か月プレーしていなかった選手を使う必要があるということだからね。
テオ・ウォルコットは1年間もの間離れていた。したがって、私は彼らを正しいタイミングで使っていく必要がある」