PSGのスウェーデン代表FW、ズラタン・イブラヒモヴィッチといえば、強烈な個性を放つ選手。唯一無二の存在であり、彼の自伝である「I AM ZLATAN」は世界中で翻訳され、話題を呼んだ。
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Paris Saint-Germainさん(@psg)が投稿した写真 -
イブラヒモヴィッチが"優勝請負人"であることはサッカー界における周知の事実だ。マルメFFからアヤックス、ユヴェントス、インテル、バルセロナ、ミランと渡り歩き、PSGへ。そのキャリアの殆どにおいてリーグ戦を制覇し続けている。
まさに"王者"と呼ぶに相応しいキャリアを過ごしているイブラヒモヴィッチ。そんな彼がFacebookに投稿したポストが非常にアツいのでご紹介したい。
「時に勝利し、時に敗北する。それは興奮、スポーツ、そして人生の一部だ」
「負けることと敗者になることには大きな違いがあることを忘れるな」
「本当のチャンピオンは敗北からまっすぐ立ち上がってくる。君はそうするだろうし、今よりも良くなるだろう」
「スウェーデンは誇りを持って君の後押しをするよ。君の夢を追いかけ続けろ」
この言葉は総合格闘技のUFCに参戦したアレクサンダー・グスタフソンに投げかけた言葉だ。
グスタフソンは1月24日にストックホルムで行われたUFCでアメリカ人のアンソニー・ジョンソンと対戦。勝利すればジョン・ジョーンズが保持するUFCのライトヘビー級王座への挑戦権を得られる予定だったが、1ラウンド2分15秒でTKO負けを喫し、挑戦権を得られなかった。
国民の期待を一身に背負う中で敗れてしまったグスタフソン。スウェーデン代表のエースとして長く国民に期待されてきたイブラヒモヴィッチは、期待による重圧がどれほど重いか重々理解しているのだ。
ソーシャルメディアの発達により、人々は自由に世界に発信する権利を得た。今回のイブラヒモヴィッチの発言はチャレンジを続けるグスタフソンに"勝者のメンタリティ"を伝えるエールと言えるだろう。
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