1月31日、『La Repubblica』は「イタリアサッカー連盟の会長を務めているカルロ・タヴェッキオ氏は、セリエAに自国選手の起用を義務付けるかどうかを検討していることを明かした」と報じた。

昨年秋に行われた会長選挙でデメトリオ・アルベルティーニを破って当選したカルロ・タヴェッキオ氏。差別的発言によってFIFAから活動停止処分を受けるなどトラブルも起こしたが、現在も会長としての職を続けている。

彼は就任当初からイタリアサッカー界に外国人が多すぎるのが問題であると主張しており、非EUの選手を削減するという意向を示していた。

カルロ・タヴェッキオ イタリアサッカー連盟会長

「わが国では、ミネラルウォーターの売り上げは30%減少している。人々は蛇口から出てくる水を飲んでいる。

それはサッカーでも同じだ。我々はもはやミネラルウォーターを飲まず、蛇口から出る水を飲んでいる。移籍市場では多くの取り引きがあるが、わずかなお金しか動いていない。

それは我々のエージェントの能力を示すものだ。地元のロバを使うより、馬をサン・シーロに持ち込んだ方が優れているというね。

これは我々を取り囲んでいる大きな問題である。私はこれまで何度も言ってきた。我々はユースを強化しなければいけないと。

地元で育った選手たちがチームで活躍できる場所を作ることを義務とするか、それを評価しなければならない。今のところ、我々にはそのような義務は全くない」

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