京都サンガは2012、2013シーズンと、2年連続でJ2の3位。以前であればJ1昇格を果たせたポジションであったが、彼らにとっては絶妙にタイミングが悪く、J1昇格プレーオフがスタート。2012年は準決勝で大分トリニータ、2013年は決勝で徳島ヴォルティスの前に敗退し、大木武監督は退任を余儀なくされた。
クラブは2014シーズン、新たにブラジル人のバドゥ監督を招聘。特殊でカッチリとした大木スタイルから選手の自主性を引き出すサッカーへ転換を図ったものの、その変化に選手たちは戸惑い序盤戦から停滞。結局18節終了後に監督交代に踏み切り、森下仁志監督代行を経て、川勝良一氏が就任。しかし巻き返しは果たせず、大黒将志が26ゴールでJ2得点王に輝きながら9位という結果に終わった。
今季は昨年タイのチョンブリーFCを率いていた、元・神戸の和田昌裕監督が就任。DF山口智(千葉)やMFキム・ナミル(全北現代)、MF佐々木勇人(仙台)といった実績十分のベテラン選手に加え、昨季J2で14得点のダニエル・ロビーニョ(群馬)を獲得。さらに、あのリヴァプールなどからオファーが届いていたという、「古都のネイマール」ことFW奥川雅也がU-18から昇格している。
2年ごとにユニフォームを新調する京都は、今年がその切り替えのシーズン。先日、引き続きワコールがサプライヤーを務める2015シーズンの新ユニフォームが発表された。(画像:京都サンガF.C.)
ホーム(1st)は、京都の伝統とクラブの象徴である「紫」と「白」で統一することにより、一体感を表現。
肩から背中にかかる、流れるような白のラインで清らかな心と流動性を、サイド部分のクロスするエッジで団結と力強さを表している。
ちなみに、ワコール製ということで気になる素材等については、「選手が最高のパフォーマンスと個性を発揮できるよう、株式会社ワコールならではの伸縮性ある素材と、メッシュ素材を組み合わせることで、軽量化と快適性を実現し、サンガが目指す、スピード感あふれるサッカーをサポートします」とのことだ。
右袖の「京都」の文字には、京都府城陽市の伝統産業である「金銀糸」を引き続き採用している。
J2ながら初の得点王に輝いた、34歳の大黒将志。日本代表でもたびたび見せてきた類まれなゴールセンスはいまだ健在である。
しかし、どこかで見たことのある気がする色合いだが・・・。
【キックオフフェスタ】選手に交じり、岡本通訳もハッスル!
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— 京都サンガF.C. (@sangafc)
2015, 1月 31
もしかして、ドラゴンボールの!?
アウェイ(2nd)はこれまで通り白をベースにしたデザイン。ホームと共通のテンプレートを使用しているが、切り替えしのパターンは少し異なっている。
GKモデルは2013-14モデルと同じく、ホームが水色、アウェイがグレーというラインナップ。
写真は、今季から背番号1をつける、京都U-18出身でリオ世代の守護神候補の一人、杉本大地。
ユニフォームスポンサーは、胸が「京セラ」、背中が「任天堂」、袖が「京都銀行」、パンツが「大和証券」で、いずれも昨季からの継続となっている。
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