2月11日、『fotbollskanalen』は「元スウェーデン代表FWクリスティアン・ヴィルヘルムソンが現役を引退することを発表した」と報じた。
クリスティアン・ヴィルヘルムソンは1979年生まれの35歳。ミェルビーの下部組織出身で、若くしてノルウェーに渡りスターベクで活躍。その後にはアンデルレヒト、ナント、ローマ、デポルティーボ・ラ・コルーニャなどでプレーした。
スウェーデン代表としてもEURO2004、2008、2012、2006年ワールドカップなどに出場するなど、長らく中心選手として活躍を見せた。
2008年には欧州を飛び出して中東、アメリカでプレーし、昨年古巣であるミェルビーに復帰していた。昨季は12試合に出場し5ゴールを決めていたが、今季は開幕から怪我のためにプレーできていない。
記事によればヴィルヘルムソンは慢性的なつま先の負傷に悩まされており、そして3人目の子供が生まれたことから家族に時間を使いたいとして現役引退を決断したとのことだ。
なお今後については家族とともに中東へ移住するとともにエージェントとしての活動を始めるようで、先日ヨルギオス・サマラスのアル・ヒラル移籍を仲介したスター・エージェンシーと契約する可能性が示唆されている。