2月16日、『FourFourTwo』や『Australian』など豪州の各メディアは「パース・グローリーに所属しているFWアンディ・キーオとDFジョシュア・リスドンの2名が逮捕された」と報じた。
パース・グローリーは現在首位に立っており、初のAリーグ優勝に向けて快進撃を続けている。先週末は3位アデレード・ユナイテッドとのアウェイゲームも引き分けで乗り切っていた。
しかしその試合後、アデレードのナイトクラブ付近でアンディ・キーオとジョシュア・リスドンの2名が「無秩序な行為を行った」として逮捕された。両名は既に罰金の支払いの後に保釈されているが、クラブ側とリーグ側は彼らに今後懲戒処分を言い渡す可能性が高いと言われている。
アンディ・キーオはかつてリーズ・ユナイテッドの下部組織に所属していたことがあるアイルランド代表FWで、イングランドの下部でプレーしたのちに今季パース・グローリーと契約。英国ではウイングとして知られていたがオーストラリアではワントップで才能が開花し、ゴールを量産しているエースである。
ジョシュア・リスドンは2008年にパース・グローリーの下部組織に入団した生え抜きで、オーストラリアの年代別代表にも入ったことがあるディフェンダー。彼もレギュラーの右サイドバックとして活躍を見せている選手。
両名は来月アデレードで裁判を受けることが確定しており、オーストラリアサッカー連盟はクラブや警察の捜査を待って何らかの処分を言い渡す見込みである。