バルセロナはマンチェスター・シティMF、ヤヤ・トゥレの放出を望んでいなかったようだ。
コートジボワール代表のトゥレは2010年の7月に2400万ポンド(およそ44億円)の移籍金でシティに売却されているが、バルセロナMF、セルヒオ・ブスケツによればクラブは売却を望んでいなかったという。
今週、両クラブはエティハド・スタジアムで行なわれるチャンピオンズリーグで激突するが、ブスケツは4年前のトゥレの決断について『The Guardian』で以下のように語っている。
セルヒオ・ブスケツ
(バルセロナ所属、スペイン代表)
「トゥレは僕らのベストプレーヤーの1人だったからみんな驚いた。だが、彼の頭の中で何が起きていたか自分は知っている」
「究極的にいえば、選手たちは自らの運命を選択する。彼は退団を選んだんだ。彼は残ることもできたよ。だけど、シティが彼にもっとプレーさせることと稼がせることを伝えたと確信している。バルセロナが売却を望んだわけじゃない」
カンプ・ノウを去った後のトゥレはシティに2度のプレミアリーグタイトルをもたらしている。また2011年にはFAカップ、昨シーズンはキャピタル・ワン・カップも勝ち取っており、シティの栄冠に大きく貢献している。
なお、出場停止処分によりトゥレは今週の試合に出場することができない。