スティーヴン・ジェラードやフランク・ランパードが新シーズンからプレーすることになるアメリカ1部MLS。
英国『Mail Online』によれば、同国の衛星放送局『Sky Sports』がMLSの放映権を獲得したようだ。
Mark, a @LFC fan: "People booing Frank Lampard are a disgrace. Lampard is to @ChelseaFC what Gerrard is to #LFC." pic.twitter.com/EHUzH7hwI3
— BBC 606 (@bbc606) 2015, 1月 31
記事によれば、同局は4年間の放映権契約を締結したようで、今年3月から開幕するMLSを生中継で放送することになるという。これにより、英国に居住していながらジェラードやランパードらがプレーする米国のサッカーを観戦することが可能となる。
かつてロサンゼルス・ギャラクシーでプレーしたデイヴィッド・ベッカムはこのニュースについて、喜びのコメントを寄せている。
デイヴィッド・ベッカム(元ロサンゼルス・ギャラクシー所属)
「これは、MLSの継続した成長を示す重要な瞬間である。
アメリカでサッカーがどれほど人気になったか、私は直に見てきた。
『Sky Sports』のようなファンタスティックなパートナーを得たことは試合の視聴範囲を広げるだけでなく、アメリカ国外へとその魅力を広げるだろう」
なお、MLSにはジェラードやランパード以外にも英国と縁の選手が在籍しており、ニューヨーク・レッドブルズにはブラッドリー・ライト=フィリップスが、ロサンゼルス・ギャラクシーにはロビー・キーンといった選手がいる。また、すでに伝えられている通りダビド・ビジャやカカらも新シーズンからプレーすることが決定している。
先日、『BT Sport』とともに9300億円ものプレミアリーグにおける放映権契約を結んだ同局。
ニューヨークとは5時間、ロサンゼルスとは8時間の時差があるが、やはりイングランド史上最高クラスの選手たちのプレーに投資の価値を感じたのだろう(どちらも英国が早い)。日本でもなんとかして見てみたいものである・・・。