2月26日、『Corriere dello Sport』や『Eurosports』など各メディアは「パルマの会長を務めているジャンピエトロ・マネンティ氏は、リーグや連盟からの助けは必要ないと話した」と報じた。

現在深刻な経営難に陥っているパルマは、先週末のウディネーゼ戦で経費が負担できなかったことから試合を延期しており、さらに先日はクラブハウスやスタジアムの備品が押収されたことも明らかになった。

破産に一歩一歩進んでいるような状況であるが、マネンティ会長はまだ連盟などからの助けは必要としていないことを明かし、計画が進んでいると話している。

ジャンピエトロ・マネンティ パルマ会長

「私はリーグやサッカー連盟からの何かは期待していない。我々は助けを必要としていない。自分の力で前に進んでいく。

原則的に、私はパルマのピッツァロッティ市長とは会うが、責任を裁判所に持っていくことはない。我々はパルマを救うためにまだ実行可能な計画を持っている。

試合? パルマは問題なく日曜日にプレーするだろう」

また、マネンティ会長は『Radio Sportiva』の取材に対して以下のように話し、金はあるが時間がない状況であると話した。

ジャンピエトロ・マネンティ パルマ会長

「デューディリジェンス(資産の調査活動)には、15~20日、あるいは1ヶ月が必要だ。時には単に時間が足りないこともある。我々が全てを認識していなかったのは事実だ。いくつかのことについてチェックを行っている。

内部からはよりよく理解することが出来る。検察はいくつかのことについて説明を求めており、私はそうする予定だ。物事は月曜日から明るくなるだろう。パルマには支払い能力がある。

我々はお金を持っているのか? もちろんだ。そうでなければ、こうはしなかった。パルマを残すための計画を提出する」

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