3月2日、『Tuttomercatoweb』は「イタリア・セリエAのインテルは、来季の監督としてマルセイユのマルセロ・ビエルサ氏を招聘しようとしている」と報じた。
昨年夏にマルセイユの監督に就任したマルセロ・ビエルサ。開幕直後は苦しんだものの、その後めきめきと調子を上げ、一時はリーグ・アンの首位に立つ活躍を見せた。
ところが最近になって再びチームの状態が下降線を辿り、年明けからの8試合で2勝3分け3敗。カップ戦では4部のグルノーブルに敗れるという大失態を犯しており、監督への風当たりも強くなっている。
さらにマルセイユは現在あまり経営に余裕がないこともあってか、先日ビエルサ氏は会見で「現時点で来シーズンここにいるかは分からない」と話しており、去就も不明瞭となっている。
そこで、インテルのディレクターを務めているピエロ・アウジリオ氏は、ビエルサ氏を来季の監督に迎えるために非公式の接触を行ったという。
ただ、一方でマルセイユのヴァンサン・ラブルヌ会長はこれらの噂を否定。『footbarseille』の取材に対し、「インテルの噂は真実ではない。我々は彼と2年契約を結びたかったが、ビエルサが1年契約を求めた」と話している。