横浜FCはクラブOBである山口素弘監督が率いた3シーズン、途中就任の2012年こそ4位でJ1昇格プレーオフへ進出したものの(準決勝でジェフ千葉に敗戦)、その後2シーズンはいずれも11位。ソリッドに整えられ比較的安定していた守備に対し、攻撃陣はタレント不足が否めず。昨季はホナウド、パク・ソンホという前線の新戦力2人でわずか4得点に終わったことも痛恨だった。

今季は2007年のジュリオ・レアル氏以来となる外国人指揮官として、スロベニア人のミロシュ・ルス監督が就任。懸念の攻撃陣は、2012、2013シーズンと二桁得点を記録し、昨季は栃木SCへ期限付き移籍していた190cmのベテランFW、大久保哲哉が復帰したことでひとまず“基準点"を手に入れている。

ただ、その他の補強はレンタルバックが中心で、開幕時点で即戦力といえるのはセンターバックのパク・テホン(富山)程度。J1昇格を狙うためには若手の台頭が不可欠だ。

さて、今年から新たにサッカージャンキーとサプライヤー契約を結んだ横浜FC。

1月にタイでのプレシーズンマッチに向けたユニークな新ユニフォームについてお届けしたが、その後発表されたリーグ戦用の新ユニフォームがこちら。

Yokohama FC 2015 Soccer Junky Home

サッカージャンキーによる注目の新ユニフォーム、テーマは「空」「海」「雲」。

壮大に広がる「空」のように選手全員がフィールドを支配し、一見誰にも予測のつかない「雲」の動きのようにフィールドを走り、そして何物にも屈しない「大海原」のように全選手が波状攻撃を仕掛ける。

ホーム(1st)はこの3つを3色のボーダー柄で表現。“原点"に立ち返りもう一度チームの信念を見つめ直すという意味が込められている。

Yokohama FC 2015 Soccer Junky Away

アウェイ(2nd)は白をベースに水色のピンストライプ柄を採用。

横浜FCのアウェイはホームの色違いが定番だったこともあり、デザインが違うだけでもかなり新鮮な印象だ。

GKモデルはいずれもFP用のホームと同じテンプレートで、ホームが紺にピンク、アウェイがグレーを基調としている。

いずれも濃い色だけにFP用ホームとの視認性という点がやや気になるところだ。

ユニフォームスポンサーは、胸の「LEOC」、背中の「ジャパンエレベーターサービス」が継続。袖は「NITTAI」と新たに契約を結んでいる。

◆Jリーグ 2015シーズン新ユニフォームまとめ(J1・J2・J3)

【厳選Qoly】なぜ?日本代表、2024年に一度も呼ばれなかった5名

ラッシュフォードの私服がやばい