今季からMLSオーランド・シティでプレーする元ブラジル代表カカ。先日の開幕戦で歴史的クラブ史上初ゴールをフリーキックで決めてみせると、今節のヒューストン・ダイナモ戦でも魅せてくれた。

鋭くカーブしたボールはほぼ完璧なコースに飛んでいきゴール!・・・かと思いきや、相手タイラー・デリックがアメージングなセーブでゴール死守。カカも思わず頭を抱えるほどのスーパープレーであった。

このシーンでは見事失点を阻止した守護神デリックだったが、この後痛恨プレーをやってしまった。

味方DFからのバックパスをコントロールミスし、相手FWに詰められると、クリアしようと手を出したボールがまさかのゴールイン…。無念すぎるオウンゴールとなってしまった。

結局これが決勝点となり、オーランドは記念すべきMLSでの初勝利を記録。一方、GKデリックにとってはホームで天国と地獄を味わうような試合になってしまった。

そんな守護神について、ヒューストンDFダマーカス・ビーズリーは「あれはただのミス。悪いトラップだったけど、僕らはタイラーを咎めない。この前の試合では彼が僕らを救ってくれたのに、今回僕らは彼を救えなかった」と語り責めることはなかった。

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